キスフレの作り方

おすすめサイトBEST5
かわいい女の子とデートしたい、ついでにキスまで出来たら言うことないって考えるのは、男としては普通だと思う。これがセックスまで求めてしまうと、途端におどろおどろしくなってしまうように考えるのは僕だけだろうか。
「まあ、それは男の子と男の違いじゃん?」と、キャバ嬢のピーコちゃんが笑った。
ピーコちゃんは、僕の行きつけのキャバクラに勤めている。メイクでごまかしているが、顔の大きさが常人の2倍ほどあるはっきり言ってブサイクだ。でも、僕はキャバクラに性欲発散よりも面白さを求めているタイプで、話が面白いピーコちゃんはすぐに指名できるしうってつけなのだ。ここはいわゆるセクキャバであり、お触りやキスもOKであり、触られる分には構わないのだが、ピーコちゃん相手にそれをする気はあまりない。
「男の子はキスフレでいいかもしれないけど、男はやっぱりセフレまで求めるものじゃん」
ピーコちゃんがタラコ唇をパクパクさせて男を熱く語る。
ただ、やっぱり僕はセックスは恋人同士でしか行ってはいけないものだという考えが根強くある。一方、キスは男女のコミュニケーションの一つではないか、という考えだ。
「違うな、それは。逆だよ逆じゃん」と、ピーコちゃんがしたり顔で語る。
「性器はお互いに出し入れするものじゃん?おしっことか生理とかもあるけど、基本はセックスするためのものじゃん?でも、口ってキスするためのものじゃないじゃん?メシ食ったり喋ったりするものじゃん?どっちがいやらしかばい?」
うーん、セックスを初めて知った時は「あんなところにこんなものを!」と思ったが、それは当たり前の行為だ。一方、キスは「口同士であんなことを!」と思わなくもない。僕はキスフレの作り方をずっと考えているようなキス好きなのだけど、そう言われるとキスの方がセックスよりも卑猥な行為に思えてきた。キスフレの作り方を考えている僕はいやらしかばいなのだろうか。
やがて、店内の照明が落ちて妖しいミュージックが流れ始めた。セクシータイムの時間だ。ピーコちゃんが僕の膝の上に載って体を押し付けてくる。
「さあ、破廉恥なことするじゃん?」
そう言ってピーコちゃんは妖怪ヌリカベのような顔を近づけて僕に唇を重ねてきた。僕がピーコちゃんをいつも指名するのは、デカい顔と分厚い唇によるキスが圧倒的に官能的だからでもある。ピーコちゃんがキスフレになってくれないかなー?といつも思うが、きっと「仕事だからダメじゃん?」と言われるのだろうな。
オナニーの見せ合い
テレセ