わりきりアプリ

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わりきりアプリで知り合ったアズサさんは臨死体験をしたことがあるらしい。
今では全快しているものの、数年前に交通事故に遭い、一週間ほど意識が戻らなかったそうだ。
「あの時のことはよく覚えていないけど、私、どこかの河原にいたんだよね」
いわゆる賽の河原だろうか。三途の川は黄泉の国へと続く死への道筋だ。
「何となく、この川を渡ったら私は元の世界に戻れないんだろうな。どうしようかなって一週間河原で考え続けていた」
まだ、まともな恋愛もしていないしな、美味しい物ももっと食べたいしな、でも、現世に戻ってもお金がない生活だったしな、このまま川を渡っちゃった方が楽になれるんだよな、と逡巡した。
ひょっとして、事故じゃなくて自殺するつもりだったの?と聞くと、アズサさんはあっさり認めた。
「故意ではないけどね。死んでもいいやって感じでフラフラ歩いていたし。人に利用される人生で借金の保証人なんかになっちゃって、万策尽きて体売ってお金返すしかないかなって考えたら、そんなことまでして生きていて何になる?って思いが勝ったんだよね」
結局、アズサさんは意識を取り戻し、自殺ではなく事故として認定されて、多額の賠償金を手にすることになった。皮肉な話ではあるが、そのおかげで借金も返済できたそうだ。
そして、今では就職もして平和な日常を過ごしている。
では、なぜ、自殺を考えるほど体を売ることを拒んでいたアズサさんが、こうしてわりきりアプリで割り切り行為なんてやってるのだろう?
「一週間、ずっと河原にいてさ、暇だったし考えること以外何もないからオナってたんだよね。それがムチャクチャ気持ち良くてさ、あ、私、やっぱり生きなきゃ!って川を渡らなかったんだよ」
で、健康体に戻るとあの時のオナの快楽が忘れられず、でも自分でやってもイマイチよくない。そこで実利を兼ねて割り切りを始めたのだとか。
「生死ギリギリの時の性感って、遺伝子をつなぐためにやっぱりすごくなるんだなあってね」
そんなアズサさんを、僕は何度も臨死ギリギリのところで昇天させてあげて、あの時の快感を再現させてあげている・・・ほど、残念ながら上手くないのだった。
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